電子部品や装飾品に、使用されている金や銀などのレアメタルによる表面処理の代替である
「TMXコーティング」をご存知ですか？

貴金属 (金、銀)と同等の表面処理技術が開発されました。TMXコーティングは、スペキュラム合金に亜鉛を添加した三元合金コーティングです。本技術は、金や銀 などのレアメタルを使用しないので、相場に左右される事なく、安定供給する事を約束します。TMXコーティング技術は、特殊鍍金化工所（代表：柴太さん） の経験と知恵を結集して構築された技術です。

◆電子部品への採用ポイント
最大の特徴は、非磁性、高硬度、機能的多用途、薄膜、色は光輝白色です。高周波特性などの電気的特性は銀と同等で、ニッケルの代替として使用できま す。皮膜は非磁性であり、相互変調 (IM) 歪みを起こしにくい。ピンホールが少ないため耐食性に優れる。こちらの特性により、高周波通信用部品等に適しています。 さらに、鉛フリー化の進む電子機器分野で問題になっている「ウィスカの発生」に対しても有効性があるため、電子部品にも多く利用されております。

◆装飾製品への採用ポイント
最近は装飾関連分野においても金属アレルギー対策、抗菌性、検針機対策の機能性を求めることが多くなってきました。 TMXコーティングは、ニッケルを含まないため、金属アレルギー対策には有効な皮膜です。またTMXコーティングには、銅や銀と同様の優れた抗菌効果が認 められる上、変色しやすい銅や銀をと比較して、TMXコーティングは耐変色性、耐食性にも優れております。

当社は、TMXコーティングを施した安価で、耐久性のある金属製品をお届けします。